精油の特性

精油が持つ4つの特性

アロマの精油には4つの特性があります。中には危険な使い方をしている方もいらっしゃるようですのでご用心

アロマテラピー講座【ボディケア編】も、第1弾「アロマテラピーとは」、第2弾「日本におけるアロマテラピー」、そして第3弾では「アロマトリートメントが心と身体に作用する」といった流れでご紹介をさせて頂ましたが、アロマテラピーが及ぼすボディケア的な働きに少しずつでもご興味を持って頂けたでしょうか。

「アロマトリートメントが心と身体に作用する」では、私たちの身体の土台ができる過程のお話にまで及んでしまいましたため、わかりづらい点もあったかと思いますが、アロマテラピーとは、植物が持っている香りの成分(精油)を利用して、心や身体のトラブルを穏やかに回復させたり、健康増進や美容に役立てたりする自然療法であることを知って頂き、今まで「使ってみたいけどよくわからない…」と精油の使用を躊躇されていた方々にも親しみやすい物となり、取り入れて頂くきっかけとなれば嬉しく思います。

さて、いよいよ今回から、アロマテラピーを使ったボディケアで使用する精油の選び方に入っていきたいのですが、これから初めて精油を手にされる方も多いかと思います。

安全かつ安心してご利用頂くためにもぜひ知っておいて頂きたい精油の物性(ぶっせい)についてご案内したいと思います。

物性とは物質が持っている性質のことで、精油には「芳香性、揮発性、脂溶性(=親油性)、引火性」という性質がございます。


精油が持つ4つの特性

  1. 芳香性
  2. 揮発性
  3. 脂溶性
  4. 引火性
アロマの特性

ず、芳香性とは香りを放つ性質のことです。精油はとても強い香りを持っています。香りの好みには個人差があり、また、ご自身の体調や気分などでも変化します。例えば、古くから万能なハーブとして愛用されていますラベンダーも、「いい香り」と感じる方もいらっしゃれば、「苦手な香り」と感じる方もいらっしゃいます。同じ香りなのに、体調や心の変化でも変わってくるから不思議なものですよね。

揮発性とは常温で液体が気体になる性質のことです。

精油の瓶の蓋を密閉しないまま放置されますと、どんどん蒸発してしまいます。

揮発する速さはそれぞれの精油の成分によって異なりますが、空気に触れることで酸化して劣化の原因にもなります。

蓋の開閉はこまめに行われてくださいね。

脂溶性(=親油性)とは植物油(油脂)に非常によく溶ける性質のことです。

精油は水やお湯に入れても溶けません。

ほとんどの精油が水より軽いため、水の表面に浮いてしまうのです。

アロマバスとしてお風呂で香りを愉しまれる際は、原液を垂らさずに、必ず天然塩や少量の植物油で希釈してご使用ください。

最後に引火性ですが、精油は可燃性が高く引火しやすい性質があります。

先述のとおり、精油は「揮発性」という性質を持つため液体から気体になります。これに火や熱が移ると引火を引き起こす危険性があります。

精油の瓶はできるだけ冷暗所で保管して頂き、アロマポットなど火を使って利用する際、また、台所など火気まわりで使用される際にはくれぐれもご注意ください。

では、次回は、いよいよ具体的なアロマを使ったボディケアに付いて、精油をご紹介していきます。

次回は「足のむくみを解消する精油」をお伝え致します。

アロマテラピー担当、菅 亜紀子でした。

菅 亜紀子 アロマセラピスト

菅 亜紀子 プロフィール

ボディケアに戻る