子どもとの信頼関係を強くする

信頼関係を強くする

お子さんとの信頼関係で悩まれてはいませんか?

お母さん力講座4回目は「信頼関係を強くするには」です。

言うまでもございませんが、すでに皆さん、親子の間では信頼関係は出来上がっています。もしかすると、「私には関係ないかな?」と思われる方もおられるかと思いますが、ちょっとだけ注意して、この記事を読んでみてください。

きっと、新しい気づきを得て頂けるかと思います。

では、皆さんは子どもと接する時の一瞬一瞬、お互いの間に流れる空気感を意識したことがございますか。

気づかれたことがあったかもしれませんが、意識してコントロールすることまでには至らなかったという方がほとんどなのではないでしょうか。

「意識してコントロール」と聞くと、ちょっと怖い気もする方がいらっしゃるかもしれませんが、そこは慌てずに、落ち着いて続きをお読みください。

今回は一瞬一瞬で気づいていく信頼関係がやがては大きな信頼関係や絆になっていくことについてお伝えしていきます。

 皆さんには、お子様と話をしていて、とても話が弾み、どんどん話が膨れていった経験があるかと思います。

そして、同じ話題を話しているのに、話がすぐに途切れ、なかなか意思の疎通ができない、反発が飛び交ったり、反発までも行かないが賛成の言葉がなかったりとした経験はありませんか?

さて、今述べたお子様との状態で、同じ話をしているのに、どうしてこんなにも言動に違いが出てくるのでしょう?

それは、その時の親子の間に「ラポール」があるかないかの違いになります。

ラポール(rapport)とはフランス語で、「[心]親和関係」と広辞苑第6版に書かれています。つまり、ラポールとは相手との間で、一瞬一瞬の信頼関係ができている状態になります。

相手との間に共感することがあると、親密感がわいて、信頼感ができていくことがありますよね。

相手との間にやわらかい、暖かい空気感を感じるという人もいます。

こちらが相手とラポールができている状態です。

それに比べて、相手との間に違いや‘知らない’(特に初対面の方)という状態があると、近寄りがたい感じや、不信感がつのり、信頼できない状態になります。相手との間にぎすぎすした、冷たい空気感を感じるという人もいます。こちらが相手とラポールができていない状態です。

今まで、お子様との間で、「どうして、話が通じないのかな?」「どうして、そんな答え方しかしないのかな?」「どうして、そんな態度なの?」とか思ったことがあったのではないでしょうか?

ちょっと、お子様との間の「ラポール」を意識して見てください。こちらをちょっと意識するだけで、お子様の反応も違ってくることは間違いないでしょう。

では、どうすればいいのか、具体的にお伝えしていきたいと思います。

先述しました通り、共感できることを作り上げるといいのです。

もう少し具体的にお伝えしますね。「子どもにエネルギーを注入する」でもお伝えしましたように、私たちは誰しも、安心・安全を求めています。自分がその場で、相手との間で共感できることがあると安心できますし、安全と感じるでしょう。

安心・安全を与えてくれる人との間でラポールが築かれます。

共に同じものを感じるようにして意識してみるのです。

「今日暑いね~」「つかれているみたいだね。」「おなか空いたね。」など、お子様が「はい」と答える問いかけをする。

「はい」と心で思うだけでもいいのです。

「はい」が繰り返されると、お子様の心が開かれてきて、ラポールが作られてきます。

そして、話しの中で、キーワードと思われることを繰り返しお返ししてください。

「今日、○○ちゃんと遊んだんだ!」「○○ちゃんと遊んだんだ~」

「今日のテスト難しくて、上手く出来なかった」「テスト難しかったんだ~」

「ぼくね…サッカークラブやめたいんだ…練習きついし…」「サッカークラブやめたいんだ~」

繰り返しキーワードをお返しするのでも、お子様から「はい」が得られます。

これにより、相手との間でラポールが築かれ、本心が聞けたり、問題解決へと話ができたりします。

この他に、今までお伝えしました、「話しを聞く」「承認」もラポールへとつながります。何よりもお子様に向けての笑顔ややさしい表情もラポールに繋がります。

そして、ラポールのある状態で叱る方がよりよい効果をもたらしてくれます。このことに関しては、また改めて機会がある時にお伝いしたいと考えています。

お母さん講座 担当 福田美智江でした。

福田美智江

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