大人ニキビ

大人のニキビケア

大人ニキビの原因と予防、そして対処法

「ニキビは青春の証」なんて懐かしいフレーズもありましたが、「そんな言葉で笑っていられない!」というのが、アラフォー世代のニキビの悩みではないでしょうか。

ニキビがあると、メイクする時も気を使いますし鏡を覗く度に目がいって、おしゃれも楽しめなくなってしまいますよね。

ニキビは過剰な皮脂の分泌によって、毛穴が詰まってしまうことから起こる肌トラブルだということは、皆さんもご存知の通りです。同じニキビでも症状によっていくつかに分けられます。

大人ニキビには化粧水肌の表面が古い角質で塞がって皮脂が毛穴から出られず、中で溜まってしまったのが「白ニキビ」で、溜まった皮脂の周りにアクネ菌などの菌が繁殖し、炎症を起こしているのが「赤ニキビ」です。

どちらも避けたい肌トラブルですが、特に「赤ニキビ」になるとカバーしても目立ちやすくなり、痛みも出たりするので、よりデリケートなケアが必要になってきます。

一度できると治りが遅く、跡が気になるのも大人ニキビの特徴です。

できる限り予防して、できてしまった場合は速やかに完治するよう対処したいものですね。

過剰な皮脂がもとになるのなら、せっせと顔を洗って皮脂を落とせばニキビは治るのか?と、思う方もおられるかもせれませんが、残念ながら大人のニキビの原因はそうシンプルではありません。

大人ニキビの原因は主に次の3つが遠因と言われています。

  1. 乾燥
  2. ターンオーバーの乱れ
  3. ホルモンバランスの乱れ

中でも最も大きな原因となっているケースが多いのは「乾燥」です。

「私はベタつくからオイリー肌なんです」と言われる方でも、お肌の水分量を測ってみると実は乾燥しているという方がほとんどです。

肌の性質として乾燥が進んでくると、これ以上水分が逃げないよう油分でバリヤを作って肌を守ろうと皮脂を分泌させます。表面は過剰な油膜で覆われますが中は水分不足状態。

この状況が長く続くと肌のPHバランスは崩れ、常在菌が増殖し、ニキビができてしまいます。

青春でもないのに、なぜこんなに皮脂が出てしまうのか!?の答えは、まず水分の不足にあるのです。

ですので、大人のニキビは予防にしても対処にしても、とにかく保湿が一番大大切。それもクリームでの保湿ではなく「化粧水での保湿」が決め手です。

泡洗顔でガンガン洗ってさっぱりタイプの化粧水で拭き取るだけ、なんてケアはもってのほか。

洗顔は優しく、クリームは少なめに、とにかく化粧水をたっぷりつけるケアをして下さい。

抗炎症作用のある成分が入った化粧水を使うとより効果的です。

ターンオーバーは、ニキビ自体の治癒だけでなく、ニキビ跡の改善にも深く関係してきます。

健康なお肌のターンオーバーは通常約28日周期で行われるものですが、自然と剥がれ落ちるはずの古い角質が残ってしまっていて、そのリズムが乱れていることがあります。

肌の表面を古くなった角質が塞いでいると、皮脂が外に出られず中に留まって「白ニキビ」ができ、さらに「赤ニキビ」へと発展する原因となります。

ターンオーバーを正常化するにはバランスの取れた食事など内側からのケアはもちろん、週1回のクレイパックやスクラブで、肌サイクルを整えましょう。

炎症真っ最中!の赤ニキビにスクラブは刺激になりますので、赤ニキビにはクレイパックを、白ニキビにはやさしいスクラブがお勧めです。

ターンオーバーが整うとニキビの治りも早くなります。

後に、大人ニキビの中でもお顔の下半分にできるニキビは、ホルモンバランスの乱れが原因であることが多いです。食生活やストレス、冷えなどがホルモンバランスの崩れを誘発します。この場合は、ホルモンケアに有効な食品や精油などを上手く使って少し気長な内側からのケアを心がけてください。

女性の肌環境はホルモンの変化と一緒に日々変化します。

一般的に生理が終わって排卵期までは、女性らしさのホルモン「エストロゲン」の分泌が盛んでお肌の調子は一番いい時です。

逆に排卵から生理前までの時期は、男性ホルモンと似た働きをする「プロゲステロン」の方が優位になるので、お肌は皮脂量が増えて揺らぎやすくなります。

ローズオイル卵が終わって次の生理が始まるまでの2週間は、クリームを減らして化粧水を多めに使うお手入れに切り替えましょう。女性ホルモンのバランスを整えてくれる「ローズ」配合の化粧水でローションパックをするケアなどは、トゲトゲしがちな生理前の心も満たしてくれる大人のホルモンニキビに最適なケアです。

このように思春期とは違ってちょっと複雑な事情が絡み合った大人のニキビ。出来てしまった時は、上に挙げた3つの内どれが自分のニキビの大きな原因になっていそうかを考えてみて下さいね。

体のリズムに合わせた肌の声を聞くことが、予防と対処の鍵となります。自分の内側にも外側にも「最近無理していないかな?」「水分は足りているかな?」と問いかけるケアを習慣にしてください。

ステキなスキンケアを実戦して頂き健康的で美しいお肌を手に入れてください。

スキンケア担当、岩永麻樹子でした。

岩永麻樹子

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